お客様より、おばあさまが若い時に作られた名古屋帯をお預かりさせていただきました。
帯は全て解いて、それぞれの額装に使う柄ごとにカットしていきます。
裏打ちや、張り込みといった生地を伸ばして綺麗に加工する技法を使ってシワやたるみの無い仕上がりにしていきます。
お太鼓・胴(手)・垂れ先を分割し、刺繍部分を活かしたデザインで3種類の額装に致しました。
名古屋帯のお太鼓の部分は落ち着いたゴールドの額縁の内側にシルバーのパーツを取り入れました。
名古屋帯の前の部分を活かして額装しました。
垂れ先の部分もかわいく額装致しました。
立てかけと壁掛け両方できるように取り外しできる足を付けています。
京額では留袖や訪問着等の着物や帯のリメイクや額装をお承り致しております。